第17回43会開催

~東京湾唯一の自然島、無人島『猿島』散策~


 2025年5月28日(水)、第17回「43会」が横須賀市で開催された。

 5月なのに梅雨の前触れともいえる天候が続く中、当日はピンポイントの好天に恵まれた。

参加者からは幹事の普段の行いの結果とのお褒め?の言葉をかけられたが、

参加者はいつもより少なめの9名。(全メンバー22名)これは幹事が実施案内を出したのが遅く、

既に優先すべき他の予定が入っていた人が多くあったためであり、幹事として反省しきり。


 京浜急行横須賀中央駅改札口10時集合の案内であったが、その時刻より前に全員集合、

渡辺幹事の先導で歩いて三笠公園の『猿島』航路の発着所へたどり着いた。

『猿島』は多くの人が初めて。各自、乗船券と入園(島)券を購入して、ターミナルビル2階で小休止後、

10時30分出発、船上の人になる。平日なのに乗船客が多いのにみんなビックリ!

全員船室でなく甲板に出て気持ちの良い潮風を受け、周囲の景色を見ながら、

また歓談しながら約10分間の船旅を楽しんだ。



 『猿島』到着後、ボードデッキでまずは参加者全員の集合写真を撮影してから島内散策に出発。

島内の案内は地元横須賀の住人で何度も来たことがある田中さんが率先してやってくれた。

 
 猿島航路フェリー船上にて  猿島のボードデッキで

 新緑が目にしみる木漏れ日の中、木が敷き詰められた通路を歩く。

かって実際に使用されていた貴重なレンガ造りの兵舎や弾薬庫が

そのまま残る切り通し(旧要塞跡)を通り、レンガ造りのトンネルを抜けた。

ここから先には数カ所の砲台跡が残る。その後息を切らしながら階段を上り、

オイモイ鼻広場の展望箇所へ。ここは観音崎をはじめ、

横浜ベイエリアから房総半島も一望できる絶景ビュースポット!指で指しながら、

あそこは〇〇だ!の声が数多く聞こえた。ここから砂鉄の浜へ降りる。砂浜では釣りをする人、

BBQを楽しむ人が見られた。あっという間に1時間弱の猿島散策は終了。


11時45分猿島発のフェリーで三笠桟橋へもどる。

下船後、三笠公園で『旧船艦三笠』入艦を予定していたが、

全員過去入艦歴があったため外観見物にとどめることに変更して、

小休止後次の目的地三笠通りにある懇親会場「個室居酒屋 旬菜」へ歩いて移動した。


懇親会では飲食をしながら懇談。各自近況を披露。

年齢を重ねるたびに健康・病気の話題が多くなっているのも当然か!

それでも残りの人生楽しく行こう!との締めくくりで、次回の再会を約して15時前にお開きとなった。

・第17回43会幹事  渡辺則夫  飯盛孝夫(文責)


   
 切通し(旧要塞跡)トンネル前で  オイモイ鼻広場展望所
 
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